奈良女子大の留学生有志の皆さんから、中国・四川省で起きた大地震の被災者の救援募金活動のお礼と報告のお手紙をいただきました。
私がこの件に関わったそもそもの始まりは、法蓮西町の自治会長をされている三島靖宏(大阪市青少年国際交流協議会監事)さんの要請からでした。中国留学生が母国のために募金活動を始めたいと考えているが、日本での勝手がわからず苦労しているので、協力してやって欲しいということでした。
できるだけ多くの人達に呼びかけたいと言うことで、街頭での公共施設使用許可や、県政記者クラブでの記者会見の段取り等、お世話をさせて頂きました。また、先般、胡錦濤国家主席を奈良県へ招聘された荒井知事にご協力を依頼したところ、こころよく一つ返事でご了解いただき、過密なスケジュールの中、24日土曜日の午後2時から、近鉄奈良駅前で皆と一緒に募金活動をしていただきました。
小さな子供たちからご年配の方々、修学旅行の学生さんや観光客の皆さん、多くの人達から暖かいご支援をいただきました。私自身も人の心の暖かさに、大変感動いたしました。この場を借りまして、ご支援ご協力いただきました皆様に、深く感謝申し上げます。
さて、本日、奈良女子大学留学生有志の皆さんから届いた報告書によりますと、校内募金と街頭募金を合わせて、何と1,107,514円も集まり、5/27に中国駐日本大使館災害支援金口座に振り込んだそうです。
授業の合間の時間を縫って、また土曜・日曜のアルバイトを休んでまで、頑張られた皆さん。本当にお疲れ様でした。
あなたたちの心は、必ず母国の人達に届き、被災者を励まし、中国四川省の復興のために生かされるでしょう。
中国四川省の皆様が一日も早く立ち直り、元気になられますことを心からお祈り申し上げます。