2011年2月25日金曜日

佐保小学校6年生を送る会&新しくなった体育館の完成を祝う会



昨年の10月後半から念願の体育館耐震工事が始まりようやく完成しました。ニュージーランド地震の生々しい報道が刻々と伝えられる中での完成をお祝いする会となり、防災の重要性を改めて再認識する良い機会となったのかもしれません。6年生を送る会を地元の佐保小を応援するサポーターの人達と共に参観させていただきました。一人一人に在校生から送られた感謝の言葉に、ハニカミながらも嬉しそうにしていた6年生皆の姿が大変印象に残っています。送られる側も送る側も、お互い感謝の気持ちで「ありがとう」と言い合う姿は、素晴らしかった。

私たちの心にぬくもりを与えてくれた佐保小の生徒たちに、こちらから「ありがとう」。

2011年2月19日土曜日

関西広域連合アンケート調査



近鉄奈良駅行基菩薩前で「関西州ねっとわーくの会」の有志が集まり道行く奈良県民だけを対象に、
奈良県は関西広域連合に「参加すべき。」「不参加でいい。」「わからない。」の三択で
アンケート調査を行いました。
13時から、100人くらいのサンプルが取れるまでは頑張ろうねと始めました。
奈良県人よりも観光客の方がはるかに多くなかなか進まないんじゃないかな
夕方まではかかるだろうと覚悟していましたが、
何と14時15分には115人の皆さんからご回答をいただきました。
圧倒的多数の皆さんが参加しない奈良県を不思議がったり、怒ったり。
正直に「わからへん。」とデート中の若い二人。
或いは、「堺県のことがあるがな。」と信念を持って参加すべきでないと初老の男性。
「弱小奈良県は参加しないで、一人で生きていけんのかいな。」と別の男性。
大阪府の御婦人から「なんで奈良県は連合に参加せえへんの。奈良県が足引っ張って困るやんか。私大阪やけどシール貼りに行きたいわ」
実は他府県の人たちからも随分ご意見をいただきました。
結果は 「参加すべき。102名」「不参加でいい。6名」「わからない。7名」でした。
この結果を県当局はどのように対応されるのでしょうか?
知事はこれでもご自身の信念を貫き通すおつもりか?
とりあえず、関西州ねっとわーくの会代表高松義直さんは、既に2月定例県議会に請願を出せれていますが、
これを資料として添付すると言われてます。

追伸
アンケートにご協力いただきました奈良県民の皆さんに、
厚く御礼申し上げます。ありがとうございました。

2011年2月17日木曜日

2011年2月17日 (木)の報道STATIONより

出先機関“丸ごと”任せて…橋下知事が新提案
政府の地域主権戦略会議は17日、国の業務を地方に移すための具体策を話し合う「アクション・プラン推進委員会」の初会合を開いた。現在、霞が関には4万人の国家公務員がいるが、国の出先機関にはその5倍の19万人がおり、スリム化が求められている。菅内閣は、出先機関の廃止を掲げたが、各省庁の徹底的な抵抗で、去年の年末に決まったのは、2014年度に行うなどという先送り案だった。こうしたなか、去年12月、大阪、兵庫などの2府5県は、地方が一体となって、出先機関が行っている業務を丸ごと移せる受け皿になるため、「関西広域連合」という組織を立ち上げた。大阪府の橋下知事らは、この組織に国の権限、財源、人を移すとしている。国は、奈良県が参加していないため、近畿地方での業務を丸ごと移すことはできないとしているが、橋下知事は「とにかく前に進めることが重要だ」と訴える。自治体同士が連携する動きはほかの地域でも広がっていて、九州地方知事会が目指す「広域行政機構」も、出先機関の仕事を丸ごと移す受け皿になると訴えている。さらに、関東などでも、出先機関の受け皿になる組織作りについて検討が始まっている。

報道STATIONでも大きく取り上げられた広域連合不参加の奈良県。
奈良県民はどのように考えているのか?
広域連合に参加しなくても良いのだと、きっちり説明できる県会議員はどれ程いるのだろうか?

2011年2月14日月曜日

高の原駅 朝立ち中の出来事



今朝は6:30から高の原駅で朝立ちを始めました。
すると、一人の男性が私に話しかけて来られました。
関西広域連合のことです。
「広域連合に参加するべきと主張していたのは浅川県議一人だと思っていたが、ようやく民主党も県民の声に気がつき始めたのか、ローカルマニュフェストに新たに付け加えたらしい。
最初は浅川一人で何ができるんだろうと思ってはいたが、何とかなり始めるもんだな。
これで知事も再検討してくれるかもわからないね。」
このようなお話でした。
正直、たいへん嬉しく思いました。
県民が県政を思い、議員がそれをしっかりと受け止める。
これこそが県民参加の県議会。県民に開かれた県議会。
さ~、まだまだこれからです! がんばるぞ~!!!

2011年2月11日金曜日

奈良県議会に関西広域連合特別委員会を設立すべきか?否か?

第3回議会改革推進会議が昨日開かれました。  平成23年2月10日
今回の議会改革推進会議の審議の主たるテーマは
(1)常任委員会の所管事項の見直しについて
(2)特別委員会の見直しについて でした。

(1)については、現在の「厚生委員会」所管のくらし創造部を文教委員会に所管替えする為、名称を「文教くらし委員会」とすることにされました。

(2)については、相当な議論が展開されました。
そもそもの特別委員会のあり方を見直そうと「特別委員会の設置基準(案)」が示されました。
奈良県議会では、長年変わり映えしない特別委員会が設置されたまま、常任委員会で既に審査・調査されたことの繰り返しのような議論が多かったのではという私の所見から、それらを抜本的に見直すことは、私自身も強く望むところであったので大いに評価できます。

ただ問題は、特別委員会の審査事件(テーマ)を何にするか?どのような委員会を設立するか?
当然、各議員の考えは、千差万別。さまざまな意見が出され議論は伯仲しました。

私は、「県民が我々議会に何を望んでいるのか?」「今やるべきこと、これからやるべき事は何なのか?」二元代表制の元、議会が責任をもって、設置期間を限定し、成果・結果を県民に示すことが、特別委員会の目指すべき方向ではないかと考えます。それこそが、まさしく議員が県民の立場に立った、県民に開かれた県議会のはずです。

昨日の会議で最もエキサイトしたのは「関西広域連合の特別委員会」を設置するかどうか?の議論でした。
当然私は、設置すべきだと強く強く主張しました。
しかし、多くの反対意見が出されました。
・奈良県知事は既に参加しないと決めているのだから、今更議論の必要はない。
・連合に参加するか、しないか、それだけのことで特別委員会をつくって長期間議論する必要はない。
・常任委員会の総務警察委員会に任せておけば、それで十分だ。


今、奈良県民の多くの人達は、「何故、奈良県は関西広域連合に参加しないのか?」疑問をいだいています。
私の知る範囲、間違いありません。殆どの人が、そう思っています。
なのに、どうして奈良県議会はこの問題を真っ向から議論しようとしないのでしょうか?
議会としてこの課題を調査し熟議するべきなのに、多くの県議が逃げ腰に見えるのは、私だけでしょうか?

4月には地方統一選が行われます。
この問題は、その後に先送りされました。

私は、新しい県議会でも、この課題が引き続き議論されることを只々願うばかりです。