今、日本は戦後最大の危機に直面しています。
しかし、地方統一選は延期されず、予定通り進められます。
被災者の皆さんの悲しみやご苦労、並びにその人たちを助けようと必死でご尽力をいただいている、消防、行政、自衛隊、ボランティア等の関係者の皆さんのことを考えると、これで選挙に突入して良いのかどうか、私自身、いまだに疑問が残ります。被災地の皆さんに対し、非被災地の我々は何が出来るのか、やるべきことは何かをしっかりと考え、速やかに実行して行かねばならないはずです。
そんな状況で、果たして現在の奈良が抱える様々な政治課題について、県民の皆さんと共にしっかりと向き合えるかどうか、私には心配なのであります。
しかし民主党、自民党をはじめとする既成政党は、岩手、宮城、福島の3県以外、通常通りの統一選を行うことと決めました。決まった以上、きっちりと選挙をしなくてはなりません。
今回の地方選挙は大変重要な選挙です。
なぜなら、脱中央主権、東京一極集中の危険性、地方議会のあり方など様々な論点があるからです。これらをしっかり論戦し奈良市民の皆さんと共に徹底的に考えなければなりません。奈良だけではなく、関西、日本全体の将来にかかわる重要な選挙です。
例えば基礎自治体である市町村と広域行政体である奈良県のあり方です。基礎自治体である市町村の仕事と広域行政である奈良県の仕事を整理すれば、もはや広域行政は関西が一つとなるべきだということが分かってまいります。もはや奈良県というくくりではなく関西は一つなのです。関西が元気になれば奈良も元気になれるのです。
被災地に対する復興支援と、被災者の皆さんをどのように助け、受け入れてゆくのか、ボランティアや疎開先の調整なども政治家の仕事です。(しかし、選挙期間中、政治家は不在です。心配です。)
私自身、できる限りのことはして行きたいと考えています。
それと同時に
奈良の将来をみつめ
如何にこの奈良を安全安心な街にできるか、
いかにこの奈良を元気にできるか、
しっかりと訴えてまいります。
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