2011年5月22日日曜日

県会役選 5月20日

5月臨時議会最終日の役員選挙で、議長に国中憲治氏、副議長に私が選出されました。
国中氏の議長は順当であり、誰しもが当然の結果だと認めるところでありますが、私の副議長を果たして何人が予測されたでしょう。当の本人でさえ、お話を伺った時は自分の耳を疑ったのですから。


私は、この度の議長選は、現在3会派に別れている自民党の一本化が進まないとするならば、第一会派の自民党、第二会派の民主党の連携は継続されるだろう。改選前の2年間は、この体制で多くの議会改革に取り組んで来たし、議会基本条例を制定出来た実績もある。ならば、「自民党」+「民主党」に「みんなの党」として連携し、更なる議会改革を推し進められれば。と考えておりましたので、その意向は、事前に自民党に伝えてありました。
しかしながら、議長は自民党・副議長は民主党と思い込んでいた私に、まさか副議長の白羽の矢が立つとは夢にも思わない事でした。
いずれにしても、私は自民・民主の要請を謹んでお受けする決断をさせていただきました。
結果、議長には多くの支持を受けられた国中氏が、副議長には私が選出されました。
大変光栄で身の引き締まる思いの中、国中議長をしっかりと支える為に力の及ぶ限り努力をしながら、議会改革に邁進して行きたいと決意しております。


その他、各委員会・監査のポストも決まりました。
中でも最も注目を浴びた広域行政特別委員会は、井岡正徳氏が委員長に座り、関西広域連合などについて調査・審議されて行きます。
(当初、私は、この委員会に所属することが最大の願いでしたが、叶いませんでした。)
今後私は、副議長としてオブザーバー参加し、この委員会の動向を注視して行く所存です。

2011年5月14日土曜日

特別委員会を全面見直し

県議会は13日の各派連絡会で特別委員会の全面的見直しを決めました。
もともと私が「議会改革検討委員会」で強く主張し続けてきた、
「奈良県が『関西広域連合』に参加すべきか?不参加でいいのか?」
それを審議する為の特別委員会を設置するべきだという意見が通り、
「広域行政調査特別委員会」が誕生することとなりました。
大変喜ばしいことであり、私としては「奈良県こそが『関西広域連合』に参加するべきだ」という持論を大いに発言し、議論するつもりです。

しかし、実は大変心配なことがあります。
それは、いくら議員が自分の入りたい委員会を希望したとしても、必ずしもその委員会に入れるとは限らないということです。なぜなら、この委員会の定数は9人であり、この委員を決める権限は議長にあります。よって、議員にとっては、誰が議長になるのか、誰が主導権を持つのかといったことが、大変重要な事でなんです。たった一人の「みんなの党」議員としては、少々分が悪いことは事実ですが、
それはそれで、頑張ってみれば何とかなるかな?思っているところです。

5月臨時議会が18日~20日に開かれ、正・副議長の選挙、特別委員会の設置、知事提出議案の上程・採決等が執り行われます。
この一年の議会運営の為の「かたち」が決まると言うことになります。

2011年5月5日木曜日

東日本大震災復興の為の財源確保について

5月2日、東日本第震災に対応する為の第一次補正予算が成立しました。余りにも遅い、しかも4兆円のわずかな予算です。勿論、東日本復旧・復興の為には、こんな予算では足りるはずもなく、もっと莫大なお金が必要です。多くの国民が被災者を何とか助けたい、被災地を復旧・復興してあげたい、そんな思いでいっぱいです。その為には、もはや増税もやもえない。そのように考える国民が増えたそうですが、果たしてそれでいいのでしょうか?もともと景気の悪い日本が、今、増税したら、どうなるでしょうか?間違いなく、日本経済はガタガタになり、それが震災でさらに悪化します。とうとう日本は、立ち直れなくなるかもしれません。そんな日本に決してしてはなりません。今の時期の増税は絶対阻止するべきです。
4月26日(火)、江田憲司幹事長が予算委員会集中審議において質問に立ち、復旧・復興の財源として増税ではなく、「国債整理基金への繰入れ停止」や「労働保険特別会計の雇用勘定の取り崩し」などを菅首相に提案されました。
http://www.shugiintv.go.jp/jp/wmpdyna.asx?deli_id=40935&media_type=wb&lang=j&spkid=20028&time=03:49:44.3
(参考)
国債整理基金から10兆円
http://mpse.jp/y_party/c.p?12c6n0zVgb
労働保険特別会計から5兆円
http://mpse.jp/y_party/c.p?22c6n0zVgb