2011年6月20日月曜日

みんなの党奈良県第一支部より義援金





 今日、日本赤十字社奈良県支部を訪問し、東日本大震災での被災者の皆様に対し、みんなの党奈良県議会第一支部に寄せられた多くの方々の善意(10万円)を届けて参りました。

3月12日から集め始めた義援金は、駅頭・街頭演説の際や、事務所での募金箱に投入いただいた浄財、そして後援会でのゴルフコンペ参加者からの志等によるものです。

ご協力いただきました皆様に、改めて感謝を申し上げ、私のホームページ・ブログより、ご報告をさせていただきます。

 13時30分、日赤奈良県支部に、私と、北浦久志ゴルフコンペ実行委員長、浅川事務所・みんなの党スタッフの松田美香さん、岩本有子さん4名が到着。
事前にアポイントを取っていた事務局長の松田光央さんに暖かく出迎えてもらい、大変丁重なる対応をして頂きました。

松田事務局長から、今日までの東日本大震災に伴う日赤奈良県支部の活動等についての説明を受け、日赤の関係者やボランティアの皆さんのご尽力に大きな感動を覚えました。
聞かなければ分からないことも随分あるものです。

(6月17日現在) 

奈良県民から支部に寄せられた義援金は 12.6億円
第一次配分用  本社に4.40億円を送金済
第二次配分用      7.95億円を送金済  

本社受付 2,482億円
{第一次配分} 
約864億円→被災都道府県・市町村を経由して被災者に届けられている。
死亡・行方不明者、住宅全壊・全焼、福島原発避難世帯(30km圏内)→35万円。
住宅半壊・半焼→18万円。
{第二次配分} 
約1、446億円については、6月6日に「義援金配分割合決定委員会」開催。
各自治体の被害規模に応じて配分し、各世帯等への具体的配分額は、都道県が決定する。
6月17日には15都道県に送金済。

被災者の手元に義援金が中々届かない、という批判が沢山あります。
確かに様々な問題点があったようですが、第二次配分では、それぞれの都道県の被害規模に合わせて大きく配分されたものを、それぞれの都道県が実情に合わせて決定していく、すなわち具体的な配分は地域に任せてしまったということは、大きく評価できると思います。

何事も中央支配では、限界があります。このような非常事態では、特にスピードと実情にマッチした施策が不可欠です。出来る限り、現場に権限を持たせることが必要だと考えます。
これは、脱中央集権、地方分権、地域主権改革につながる考え方だと思います。

東日本の復旧・復興は、まだまだこれからです。
今こそ、日本が一つとなって、日本人の持てる力を結集する時です。

こんな時の政争は国民の政治不信を増長させるばかりです。政権から降りようとしないこの国のトップは、真剣に、日本の事、国民の事を考えているのでしょうか。

2011年6月16日木曜日

初・広域行政調査特別委員会に対する私の所見

 いよいよ、広域行政調査特別委員会が開かれました。要するに、「奈良県の関西広域連合の不参加についての議論」が、ようやく議会で始まりました。
議長代理のオブザーバーとして参加させてもらい(但し、発言は禁止?)、伯仲した議論の渦中に居られたことは本当に良かったと思っています。
委員会では、理事者側から「関西広域連合」の設立経緯や奈良県の考えについて説明され、それに対する多くの質問や意見が各議員から出されました。

そこで私自身が感じたこと、私個人の所見を述べさせていただきます。

①東日本大震災の奈良県の対応について
 関西広域連合と奈良県との比較をされるのは当然で、県としては必死に奈良県の活躍ぶり、成果等を説明された。私も勿論、関係者の苦労・努力は賞賛に値し、それらを否定するつもりは更々ない。問題は、中身である。
県の説明によると、奈良県の出動は、被災地からのオーダーがあって、速やかにそれらにマッチする対応をしたということである。
しかし、私は、メディアから次の様な報道を耳にしたことがある。
被災地は、当初、無政府状態に等しかった。何故なら行政自体も大きく被災していたから。そんな状況下で、被災地自体、これからどのような事態に陥るのか、何から手をつけるべきか、全く統制の取れない状況であった。
関西広域連合(特に兵庫県)は阪神大震災の大きな経験があり、東日本大震災被災地の事態を素早く察知され、非常に効果的な対応をされた。ということである。
政府の無能ぶりと比較しても、或いは奈良県と関西広域連合を較べても、その差は歴然でしょう。

②県側の問題発言
 南海・東南海地震対策として奈良県の防災の充実を考えても、関西広域連合に参加することは有効ではないか、という発言に対し、
「奈良県は海無し県で、被災は少ないだろう。むしろ海岸線を持った他府県から応援を求められる可能性がある。」という発言。
一体、何と考えているのか!!!!!
奈良県は地震が起こらない災害の少ない土地柄という迷信。多くの専門家が警鐘しているにもかかわらず、この発言。
奈良県よりも世話になるのは、関西広域連合ではないか。
奈良県は心配いらないから、関西広域連合に入らなくても良いのだ。
私には、そのように聞こえた。また、奈良県の防災意識の低さが露見したようにも思う。
いづれにしても、大きな問題発言である。
私は、憤りすら感じるのである。

③関西広域連合の特別委員会は必要ないという意見
 関西広域連合についての議論を議会が何故しなくても良いのか。
全く、意味不明。
そもそも、地方政府は二元代表制であり、知事の関西広域連合に不参加の明確な意思表示があるなら、議会としての考え・意思形成は必要。
県民の多くが知事の考えを不信に思っている現実を率直に捉え、議会として、しっかりと議論し、議会の考えをまとめ、県民に伝えることは、我々の責務である筈。
にもかかわらず、特別委員会まで立ち上げて議論するのは、さも大衆迎合しているだけに過ぎないというような発言をする議員。
全く、言語道断である。

他にも色々あるが、今回はこの3点をブログにさせていただきました。
しかし、発言の場が無いというのはフラストレーションが貯まる一方です。

2011年6月3日金曜日

中華人民共和国 観光大臣一行 来県






中国から観光大臣を筆頭に各省・大都市の観光局長クラスの方々が大勢、奈良県を訪問されました。
県庁で、知事、冬柴元国土交通大臣等奈良県招待者、せんとくんによる、お出迎えをし、
13時30分から知事主催の午餐会が、ホテル日航で開催されました。
和やかな雰囲気の中、会は順調に進められました。今後、日中の親交並びに観光振興がますます進展し、両国の発展につながることを期待しています。

一行は昨日、東京で一泊されてから奈良に来られたそうですが、東京では福島県産の野菜を食していただいたとのこと。大変、嬉しくも良いお話をうかがいました。

さて、知事の歓迎挨拶ですが、なんと中国語でされました。相当知事は練習を積まれたことと拝察し、ご努力に敬意を表します。
しかし、どうも中国のお客様方には、いまいち伝わらなかったようです。

もちろん中国語ですから、解らない我々には、通訳の方が日本語に同時通訳されて(原稿は前もって通訳に届いているはず)、知事のお話されたことを理解出来たのですが、
中国の方には知事の話す中国語の中国語の通訳?はなかったので、どうも、そのような事態になったようです。

荒井知事の何と言うか、ひょうきんなところ、微笑ましさが見えて、僕的には相当うけておりました。