2010年11月19日金曜日

自民党 離党のお知らせ

11月16日に、自民党を離党いたしました。
後援会役員の皆さまには、文書でお知らせをいたしましたが、
後援会会員の皆さま、並びに、このブログを読んでくださっている皆さまにも
私の思いをお伝えしたいと思い、ここに同じ文書を掲載したいと思います。
どうか ご一読ください。


自民党離党の経過とお詫びについてのご報告

本日、私は自由民主党を離党いたしました。

自民党支持者並びに「自民党だから浅川を応援していた」という皆様には、大変な ご迷惑をおかけすることとなり、本当に申し訳ありません。心からお詫び申し上げます。

今から8年前、父の後を受けて、私は自民党公認で立候補させていただきました。
おかげで初当選を果たすことができ、続いて2期目も無事当選させていただきました。
また、県政の場においても、自民党会派の一員としてその恩恵に浴しながら思う存分活動できたことは、ひとえに皆様のおかげであると心から感謝をしています。
しかしながら、私は今回、日本の政治をよりよい方向へ向かわせる為に、自民党からの離党を決断いたしました。誠に申し訳ない気持ちでいっぱいですが、多大な困難を抱える政治を改革するには、この行動しか残されていなかったことを是非ともご理解いただきたく、離党を決意するにいたった経緯をご説明させていただきます。

私は、古い自民党の体質を変えて、新しい自民党をつくることに情熱を感じ、党改革や行政改革に取り組んできました。しかし、改革は進むどころか、逆行しています。いくら政治的見識が高く、市民に役立つ政策を温めていても、議席を得なければ有権者の民意に応えることはできません。政治を志す者にとって議席を確保することは、大変重要な要素であります。しかし、今の自民党は激変する時代に即応した政策を示せず、活動限界を見せつけています。                    
自分の主義主張を曲げてまで選挙を戦うことは、有権者の皆様を欺くことになります。
苦しい戦いでも自分が信じる主義・主張のためなら、どんなに厳しくとも頑張れます。
自分が信じる政策を有権者の皆さんにしっかりと訴え、共に考え、実現させることが、民主主義を成熟させる正しい道と考えています。

夜もほとんど眠れず、悩みに悩み、考えに考えた末の決断でありました。       
これまでたいへんお世話になり、親しくしていただいた後援会の皆様、先輩議員や同僚議員、党県連の役員の皆様・職員にご迷惑をおかけするのは、本当に申し訳なく、つらく悲しい気持ちで一杯です。これまで、ご指導ご鞭撻をいただいた党役員や、ご支援いただいた後援会の皆様お一人お一人に、事前にご相談しご報告すべきところですが、事の性格上、突然のご報告になってしまい、本当に申し訳ございません。どれだけお詫びしても、許されることではないかもしれませんが、何卒、ご容赦いただき
ますよう、心からお願い申し上げます。

これから私は、自分の信念や主義主張に忠実に行動し、新しい時代にふさわしい、新しい政治を創るために、政治生命を賭す覚悟に至りました。              
民主党による政権交代で、日本は領土さえ奪われそうな国家的危機に直面しています。今まさに新しい政治、新しい勢力の結集が求められているのです。           
正直、この先の政治の流れがどうなるかは、全く不透明なのが実情です。
自民党という伝統のある政党を飛び出してしまうことは、本当に不安です。 しかし、自分自身を信じて、いかなる苦難が待ち受けようとも、まっすぐ突き進みたいのです。
すべてを失う覚悟で飛び込んでいかないと、新しい時代はひらけないと思います。その点は、明治維新の原動力となった龍馬や高杉晋作と同じ心情です。    
今の政治・経済の閉塞状態を打破し、夢と希望のもてる日本をつくるため、先の読めない新しい世界に思い切って飛び込みたいと考えています。               
あまりにも唐突で、皆様に大変なご迷惑をおかけしていることは重々承知の上で、お願い申し上げる次第でございます。何卒ご理解を賜りまして、私のわがままをお聞き下さいますようお願い申し上げます。

小さな政府実現のために議員自らが身を切り、政治と金の問題に真正面から取組み、中央官僚の言いなりになっていた地方政府を改革し質を向上させ、地方が真に自立することを目指して行きたいと思います。世界で尊敬される日本、地域主権型道州制の導入による地域主権の確立、広域連合への参加、責任ある国民・県民が積極的に参加できる政治を目指し、旧態依然とした政治を打破して行きたいと思います。

そして、私の考えが具体的に動き出せば、必ずや皆様に納得していただけることと確信いたしております。「浅川を支援して良かった」と言ってもらえるよう全力を尽くします。私の離党により多大なご迷惑をおかけする皆様には、心から何度もお詫び申し上げます。これまでご支援いただいた皆様と自由民主党に対して心から感謝いたします。

                               平成22年11月16日

                                   浅川清仁

0 件のコメント: