奈良県が主催するアタックファーマー養成土曜講座を受講したい意向を農林部に申し出たところ、奈良県農業大学の岡山校長から許可を得て、昨日、約20名の生徒さんたちと一緒に研修を体験させていただきました。
このアタックファーマー養成土曜講座は、
「働きながら、農業の第一歩となる栽培の基本、農機具、肥料、農薬など農業に関する基礎的な知識、技術について、実践的でわかりやすい講義と実習を交えて、週末(土曜日;年8回)に開講されている講座」です。平成18年から始められ、本年20年度は、定員20名のところ、75名もの募集があり、大変な人気だそうです。
9:50 桜井市池乃内にある農業大学校に到着し、岡山校長
と向井副校長からお出迎えをいただきました。
県として担い手を育成しているなか、最近はリタイア
された団塊世代の人達の就農が増えていることや、
私が個人的に関心をもっている水耕栽培の現状など、
教えていただきました。
そして、3Fの教室で講義が始まりました。
10:00~12:00 國本講師による「病害虫防除と農薬適正使用」の
講義でした。
作物診断に必要なことは、履歴情報であり、しっかり
記録する習慣を身につけること。
また、発生状況を知るには 探偵 古畑任三郎 の
ごとく良く観察すること。
虫めがねは必携。等のお話が、印象に残りました。
昼食時に害虫のスライド撮影がありました。害虫を
見ながら、愛妻弁当を食べることになりました。
13:00~16:00 古川講師からは「野菜の施肥、春夏野菜の管理
及び軟弱野菜栽培」と題して、まず1時間の講義が
あり、それから約2時間の実習がありました。
実習で最初にしたことは、なすびの剪定でした。説明
は、それなりに聞いていたつもりでしたが、いざ葉を
落とすとなると、私には、大変むつかしかった。
古川講師、切ってはならない芽を摘んだのは、
私でした。ゴメンナサイ
温室での畝立てや小松菜の種まきは、楽しかった。
古川講師も、汗をいっぱいかきながらのご指導、
誠にご苦労様でした。
(終了後、バラの養液栽培を見学しましたが、誌面の関係上、後日紹介します。)
生徒の皆様もごくろうさまでした。
農作業の経験は一切なく、農家の生まれでもない私にとって、大変印象深い一日となりました。
現在、世界に於いて、原油高、地球温暖化、そして食料危機が叫ばれる中、食料自給率39%の日本の国にとっては、また奈良県にとっても、農業問題は益々重要な課題になってきました。
これらを乗り越えていくためには、今まさに、政治が必要であり、国民、県民の理解と協力が必要だと思います。
私自信も、もっともっと、勉強しなくては、
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