2008年7月17日木曜日

なら・みどりの園芸セミナー








  



 昨今、自給的農業を楽しみたい、余暇を健康的で充実したものにしたい等の思いから、自家菜園や家庭果樹づくりへの関心が高まっており、市民農園や家庭菜園の利用がどんどん増えているそうです。そんな中、農業総合センターでは、広く県民が地域に応じた菜園づくりを実践できるよう、ボランティア活動として、指導や助言のできる園芸アドバイザーを養成するため、平成18・19年度園芸アドバイザー養成講座を実施しました。その結果、今年1月に園芸アドバイザーは69名登録され、その皆さんが、いよいよ本格始動されました。

今日、私は、「なら・みどりの園芸セミナー」 はじめての野菜づくりⅡ を特別に受講させていただきました。講師はもちろん、園芸アドバイザーの方々です。募集人数1日40名(4日間開催)ですが、余りにも人気が高く、今日は約60名に枠を広げて(それでもお断りした人が多数あったらしい)の開催でした。

講習の内容 秋冬野菜づくり(ハクサイ・ダイコン・タマネギなど)の基礎
      
13:30  農業情報・相談センターの西川さんが司会をされ、始まりました。
  :35  トップバッターは、福井 重治 講師(橿原市)でした。
       白菜の作り方(基礎)を講義してくださいました。
       確かS.25年生まれで、中々ダンディーな人だなと思っていると
       やは り音楽関係の人だそうで、5年前に早期退職し、現在は
       造園屋さんに お勤めされているそうです。
       私のように全くの初心者であっても、とても、わかりやすかった
       です。 野菜づくりが上手になるコツは
       「分からない事を聞くのは一時の恥、知らないのは一生の恥」
       と言われたことが、強く印象に残りました。
       「こよなく地球を愛する」福井さん、でした。
14:00  2番目に、岩崎 行人 講師(橿原市)が、大根の作り方を
       ご講義 くださ いました。 とにかく面白かった。この人、ひょっとし
       て落語家 ちゃうかな と思うほどでした。
       しかし、内容は大真面目。笑いを取って伝えるべきは伝える。
       見事でし た。「大根で商売したら、絶対あきまへんで。自分で食
       べるだけにしとき なはれ。」 「失敗しなはれ。エエのが出来ても
       タマタマと思いなはれ。 失敗しても笑顔で、楽しかったら一番
       エエ。」            
14:25   <休憩>     
14:35  取りは、牧村 元嗣 講師(橿原市)でした。
       玉ねぎの作り方と、野菜づくりの基本をご講義くださいました。
       今日の聴講生は、大部分が何回かの野菜づくり経験者であった
       ことを 知った上で、レベルに合わせて講義されたことは、大変
       素晴らしいと 思いました。 最初に、牧村さんは、安全で美味しい
       野菜を作りたいが ために始めたと言われましたが、研究熱心で
       まだまだ向上心の旺盛な 方だなという印象を持たせていただき
       ました。               
15:15  質疑応答に入りました。牧村 園芸アドバイザーと
       農業情報・相談センターの西川さんとで、熱心な聴講生からの
       質問に 丁寧に答えられていました。
15:30  終了後も、聴講生と他の園芸アドバイザーの皆さんとの交流が
       もたれました。     
               
 園芸アドバイザーの講師の皆さん、お疲れ様でした。
今後とも、益々ご活躍されますこと、心からご期待申し上げます。

また、県職員の 高木研究開発部長、沢井主幹、西川さん
ご苦労さまでした。
  
 県民の皆さん、この園芸アドバイザー制度を大いにご利用されたらいかがでしょう。
菜園づくりの身近な相談者として、各地区ごとで、該当の園芸アドバイザーを紹介してくれます。
また、県では、農業・園芸の情報提供や、家庭菜園などの相談を行っています。
  受付窓口・お問い合わせ先は、
  奈良県農業情報・相談センター
  〒634-0813 奈良県橿原市四条町88番地 
  TEL:0744-29-9849  FAX:0744-29-1564 
  E-MAIL  nouinfo@office.pref.nara.lg.jp 
                                                    

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